Call me Iqo.Pls!

月→土とバリキャリ勤務の妻を持つ小心者の夫。2012.09.01→2013.04.15まで一回目の育休取得。育児記録用のブログです。2017.09.01より二回目の育休取得予定。

自分にとっての出世願望はただのコレクター魂だと気づいてしまった話。

異動情報が飛び交う中、改めて上司に呼ばれて育休について、キャリアについて聞かれた。

引継ぎ体制をどうしていくか、補充要員を確保していくかどうかの相談も含めて。

お酒の席なのでオフィシャルだけどオフィシャルではない場。

他部署の人たちも合流してざっくばらんとした話になっていく。

 

その中で話題になったのが、

「イクオ(私)は出世したいのか?したくないのか?」問題。

 

管理職になるかならないかのボーダー上におり、その気になれば今すぐにでもあがれるチャンスはあるとのこと。

その場では二人目の育休もあるし、と濁していたのだが、後輩からはむしろモデルケースになるべきでは?と言われてしまう。

 

グサっときてしまった。

自分のことばかり考えていたが確かにそれも一理ある。

 

ナツオの入浴があるので私は1時間あまりで帰り、家で妻と会話する。

 

「出世を固辞したら、モデルケースとして出世していくべきだと言われたがどう思う?」

 

「出世したいの?なんで?管理職になったら残業が増えるだけでしょ?育児はどうするの?お金なら私が稼いでるでしょ?」

 

グサッときてしまった。

何も反論できない。

ああそうだった。

この人にはもともと出世という概念がないのだった。

組織に属してはいるが個人契約に近いので階層などなく、それぞれが仕事をして結果に見合った収入を得ている妻。

嫌になったら辞めて次の所属先を探し出すだけ。

 

しかし、もやもやする。

もやもやしていたせいで4時には起こされるのに寝付けなかった。

おかげで出世について深く考えることができた。

その結果がタイトルの通りである。

 

なんで出世したいのかについてブレストしてみた。

 

■メリット

・収入が増える

→増えたところでバリキャリ妻の半分にも満たない。家計への影響度はなし。増えた分だけ家計費として搾取されるだけ。

 

・より困難な仕事を経験することで人間的に成長する

→仕事でしかできない成長があるのはその通りだが、育児によってしかできない成長もあるのは事実。前回の育休中にそれを強く実感。また、チームワークに関しても保育園の保護者会の役員を経験したときの方が成長した感がある。それぞれが仕事も家庭の事情も違う中、指示や依頼をして行事をつくりあげていく経験はとても貴重であった。

 

他には権限が増えるとか、社長への道が近づくとかだろうか。

 

■デメリット(あくまでも私・当社)

・子どもとの時間が激減する

→働き改革のおかげで一般職の業務量は全体的に減っているものの、その分のしわよせは管理職へ。繁忙期は終電だし、土日もないし。年間の公休消化さえままならない状況。同世代の管理職が増えてきており、育児に対する理解はとてもしっかりしてくれるので配慮はしてくれるだろうが、結局は誰かがその分をカバーせざるを得ないと考えると自分だけどうこうはできない(しづらい)。

 

こうして冷静に考えてみると今の私にとってはデメリットしかないことに気づく。

もちろん、すべてはバリキャリ妻のおかげです。

こんな話を同期にすると、「ローンがあるんだよ!子どもの教育費があるんだよ!」と一方的に言われてしまうのでブログでしか吐露できない。

マスオなりに、恐妻家なりにそこそこは苦労はしているんです。

 

金を取るか自由を取るか。

 

そんなわけで結局、私は出世のどこに魅力を感じているのかを考えてみるとただのちっちゃなプライド、自己満足。

肩書が欲しかっただけにすぎないと気づかされてしまった。

「限定」という言葉に弱い私。

「空港限定」「周年記念」「MAKUAKE限定」「プレミアムバンダイのみ」といった各種限定品にどれだつぎこんできたことか。

結局はその延長にすぎなかった。

「株式会社どこどこ  経営戦略室  ●●(統括・室長補佐・マネージャー)」

といった●●部分が欲しかっただけなんだろうな。

そして、昔は参加していたが今ではめったにいかない異業種交流会での名刺交換の場で「どこどこの●●なんですか!」って言われたいだけなんだろう。

この、年に一回あるかないかの場のためだけに。

それは世の中に失礼な話だ。

 

あまりにもくだらない理由だと気づいたので一気に楽になってきた。

 

しかし、妻からの「出世してどうするの?育児はどうするの(誰がするの)?」は衝撃的であった。

でも、このセリフ、ちょっと前ならば当たり前のように夫から妻に言われてきたのだろう。

男女雇用機会均等法の施行から30年あまり。

我が家ではきちんと遵守されています。