はてなへ移行してからはまだ短いものの、ナツオ誕生後の育休取得のタイミングで始めたブログ。
ナツオの成長とともにここまで続いてきた。
継続は力なりで少しは文書を書く力がついたかなと思い、とあるレビューコンクールに応募してみた。
ものすごくマニアックな書籍のレビューコンクール。
レビューを読んだ人が本を手に取りたくなるようなレビューを書いてください。
というのが選考基準。
ポスターをたまたま目にし、やってやるか!と気合いが入った。
なぜなら参加賞がQUOカード。
2,000文字書けばQUOカードがもらえる。
これはもうやるっきゃない。
そもそもあまりにもニッチな本。
あまりにもニッチすぎて紹介できないくらい。
大型書店にしかなさそうなマニアックな本。
読者の絶対数も少ないはず。
これは頑張れば入賞だって狙えるかもしれない。
だてにブログを続けてきたわけじゃない。
勝ちに行くことにする。
だって最優秀賞は商品券5万円!
優秀賞は商品券3万円!
臨時ボーナスにしてはあまりにも高額。
勝ちに行くためにまずは傾向と対策を研究。
求めるものはレビューであり、感想文ではない。
やはり評価が高いレビューは読ませてくれる。
次に選考者達のプロフィールを研究。
ターゲットを絞らなくては。
選考メンバーの経歴や著作を調べていくうちに彼らに響くであろうキーワードが浮かんでくる。
ここまできたらゴールは見えた。
あとはキーワードをちりばめながらまとめていくだけ。
経営企画の仕事で中期経営計画やら会社のビジョンやらをまとめ、社内外に発信してきたが、まさにその経験がいきている。
神々の思いつきのような発言を整えて新入社員にまで理解してもらえるような文書つくろのにくらべたら簡単。
仕事だって意外と役に立つものだ。
評価者だって人間、人情には弱いはず。
レビューの中にさりげなく父の死をからめてしんみりさせていく。
そのお涙とともに商品券もいただきます。
そして、応募から数ヶ月。
忘れた頃に吉報が届く。
おかげさまで最優秀賞獲得。
先日表彰式に臨んできた。
人生初の表彰式&表彰スピーチ。
何話せばいいかわからずに悩んだものの、ちょうどレンタが産まれたこともあり、子どもの誕生をからめたスピーチで無事に乗り切った。
日本人は生死の話題されると一喜一憂するからね。
聞けば応募総数は三桁いかない程度とのこと。
優秀賞の2人はまだ二十代前半の若々しい2人。
フレッシュさあふれる2人のレビュー紹介の後にちよっと暗くなる私のレビュー紹介。
場の空気をしんみりさせてしまいなんだか申し訳ない気持ちになる。
しかし、これで商品券獲得。
継続は力なりでブログのおかげでちょっと自信をいただいた。
読んでいただいてるからのブログであり、読者登録やスターがとても励みになる。
さて、あぶく銭と言えばあぶく銭だし何かパーッと使っちゃおう。
使ってこその商品券。
さてさて何を買おうか。