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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

母の終の住処と安心感と罪悪感と。

老健に入居していた私の母だが入居期間が長いこともあり、ことあるごとに次の入居先を決めるように促されていた。

そこで昨年後半から本格的に特養を見学し、申し込み、入居待ちの申請を行っていた。

やはり時代なのかどこも入居待ちでいっぱいであり、やれ50人だとか、100人だとか、120人だとか言われてきた。

ただ、入居待ち人数=順番ではないとどこも口を揃えて教えてくれる。 

そして先日入居OKの連絡を受け、本日入居手続きを終えてきた。

 

これで、

 

どこにも入居できなかったらどうしよう?

 

と言った精神的にも金銭的にも不安な日々からは脱出できそうだが、

 

ここで母は生涯を終えるのか…

 

というなんとも言えない哀しい気持ちはどうしても残ってしまう。

 

 

まだ63歳の母。

入居する特養の中では唯一の60代とのこと。

ここで20年近く暮らさなくてはならないのか。

 

一緒に生活すべきなのかもしれないが、要介護度4に加えて高次脳機能障害があり、本気で介護するならば本気でつきっきりにならざるをえず、共倒れは目に見えてる。

 

幸か不幸か認知度が弱いので、どこに転居したのかよくわかっていない母。

本人にとまどいはあるものの、悲しみや絶望感がないのが救いか。

 

今日から入居する特養はスタッフのみなさんがとても明るく元気がよい。

また、スタッフ用の託児施設が隣接されているので、子どもとの交流が多いらしい。

これらがいい刺激になってくれれば良いんだけど。

 

手続きを終え、母のことをお願いして施設を出ると、なんともいえない罪悪感が襲ってくる。

 

今までと同じように頻繁にナツオを連れて顔見せに行こう。

できることを無理なく長く続けていこう。