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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

2017お正月ふりかえり。その2。

2017お正月のふりかえり二日目。

 

1月2日

お正月二日目は弟宅でナツオと迎える。

なかなか起きてこない弟を置いて、朝食もとらずにナツオと一緒に駅ビルへ。

目的はカルディの福袋。

しかし、カルディ福袋なめていました。

開店15分前にはもう整理券配布終了。

というか、1時間前には配布が終わっていたとのこと。

カルディ福袋なめていました。

 

意気消沈したまま朝食をとりつつ弟を待ち、そのまま車で施設へ行き、母をピックアップする。

お正月くらいは家族で過ごさないと。

 

母を連れてまずは父の墓へ。

途中で通った祖母の家は相変わらず閉め切ったままで生活の気配はないが、墓前の花は少し前に交換したのかまだ綺麗なままであった。

もう一年も会えず、連絡もとらせてもらえない祖母。

元気でいてくれればいいのだが。

 

父の墓に向かう途中から明らかに具合が悪くなっていくナツオ。

気持ち悪いだの、お腹痛いだのわめいて墓参りを全力で拒否している。

あげくの果てには泣き出す始末。

怒るわけにいかないのでじっくりと話を聞いてみることに。

 

「どうしたの?お墓参り怖いの?」

 すると、

「たくさんお墓あるから怖いの。お墓のところからたくさんたくさん死んだ人が出てきて、僕が土の中に引きずり込まれたら助けてくれる?

   僕はまだ死にたくないよ。死ぬのが怖いよ。」

 

父の死を経験してから「死」についてところどころ考えるようになっているナツオ。

死への恐れを本能で感じているらしい。

 

「大丈夫だよ。むしろ、お墓でちゃんとお祈りをするとナツオを守ってくれるようになるんだよ。よく来てくれたね、ありがとうって。」

 

と諭すと、とりあえずは納得してくれたもよう。

急に元気になり、積極的にお水を取り替えたり、お墓を綺麗に掃除しだす。

子どもは実に単純ですなおだ。

 

そして、長々とお祈りしている。

墓参り後は勝ち誇ったような顔で、

「これで1年間は大丈夫だね。お化け来ても助けてくれるよね。」

と報告してくる。

 

天気にも恵まれて今年も無事にみんなでお墓参りをすることができた。

 

お墓を後にして今度は弟宅で母を囲んでのお昼。

趣味で調理師免許を取得するくらいに料理好きな弟が手際よく料理を並べていく。

弟が料理を並べ、義妹とナツオが楽しそうに遊んでいる様子をニコニコしながら眺めている母。

これぞ、日本の正月といったところか。

 

あまりにも楽しい時間を過ごしたからか、やはり施設に帰るのを全力で拒む母。

そりゃ、一緒に暮らせればいいけれど、そうしたら確実に誰かが不幸になってしまうのは目に見えている。

毎回ながら胸が痛い。

今年も可能な限り多くナツオを連れて、母に楽しい刺激を与え続けよう、赤ちゃんも連れて、さらに元気になってもらおう、と思う。

 

家族の絆を深く感じた正月2日目だった。

 

 

そして1月3日は前述のとおりライスボウルへ。

今年も大忙しでとても楽しい正月であった。

 

とりあえず来年の目標はカルディの福袋だな。