何もない土曜日。
どこか出かけるところがないかと適当に探して発見!
トーマス好きのナツオへの夏休みプレゼント。
きっと喜んでくれるはず。
夏休みシーズンなので大混雑を覚悟していたが、
思いのほかガラガラ。
トーマスがテーマとは言え、内容が内容だからだろうか。
この企画展示の目玉はトーマスの絵本原画の公開。
今のCGトーマスに慣れている子どもには絵本のちょっと不気味なトーマスは合わないのか。
しかも、イギリスの本物のオリジナルので日本のテイストとは違う。
そんなわけで、半分楽しみ、半分覚悟のトーマス展。
ナツオの反応も期待通り半分喜び、半分つまらなそう。
やはり、原画ゾーンはほとんど見向きもせず。
ただ、入場料分くらいは興味を持たせようと、
スタスタいきそうなナツオに向かって、
「これは誰?あれは?」
なんて必死で聞くと、面倒くさそうながらも、
「ジェームスだよ!あれはエミリー。」
なんて答えてくれる。
そんな反応でも嬉しいもの。
思春期の娘を持つ親御さんの苦労が少しわかった気がする。
そんなこんなで原画ゾーンをすぎると、今度は体験ゾーンへ。
これは大人も楽しめる内容もりだくさん、子どもはもう狂喜乱舞。
トーマスのミニ列車があるのだが、もちろん無料。
ガラガラだったので先頭でトーマスに乗車。
デパートの屋上にありそうなミニ列車なのだが、
ナツオはかなり興奮気味。
続いて、実物大トーマスに乗車。
これは先頭車両だけで動かないのだが、
中に入って気分だけでも味わえる。
大人も楽しめるものとしては、
電車の歴史関連の展示で鉄道と浮世絵や、
suica、パスモをかざすと、スクリーン上の路線を光が走り出すなんてものも。
ただ、これは夫婦で行くと余計な火種ができそう。
ワケありの途中下車が大スクリーンでばれてしまう。
そんな体験ゾーンを過ぎると、巨大な巨大なスクリーンでトーマス上映。
しかも、さすがはプロ。
見方をわかっている。
スクリーンの下は赤ちゃんマットが一面に敷き詰められており、
ビーズクッションや枕まである。
思う存分寝っ転がってトーマスを楽しむことができる。
前半の原画はあまり興味のなかったナツオも
ここでは食い付きが違う。
寝っ転がって思いっきり楽しんでいる。
トーマスの誕生秘話なんかもあり、大人も楽しめる内容。
薄暗いので昼寝にも最適。
そんなこんなの「きかんしゃトーマスとなかまたち」展。
トーマス好きならば一度は行っても損はない。
ただ、これが激混みだったらちょっと考えもの。
よっぽど好きならば並ぶ覚悟はあるものの、
まあ好き、程度ならば不満がたまってしまいそう。
美術館の真横には大きな公園もあるので屋内、屋外で1日楽しめる。
ナツオにとっては、「きかんしゃトーマスとなかまたち」展よりも、
公園の方が楽しかったようで、
感想を聞いても、「大きな公園ですべり台したよ。」程度でした。
公園なら他にもあるのに。