Call me Iqo.Pls!

月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

孫の力!

引越しがらみで母のもとに行けていなかったので、

爆弾低気圧と喧嘩覚悟で実家へ。

とは言え、抱っこひもで不安定な足取りで

転んだらしゃれにならないので、

6時起きでテキパキと出発。

施設内の美容院で髪染めをお願いしておいたおかげか、

久々に会う母はさっぱりしていて小ぎれい。

今月でようやく還暦を迎える母。

施設内では圧倒的な若さ。

そんなおばあちゃん、おじいちゃんの中に

ナツオを連れて行ったら大変。

ちょうど食堂で食事中だったこともあり、

あちらこちらから歓声があがる。

そしてそんな異空間に放り込まれたナツオは

人目もはばからず大泣き。

知らないおじいちゃん、おばあちゃんに囲まれたら怖いか。

母も私や弟には目もくれずにじっとナツオを見つめる。

こちらへは何もしゃべってくれないのに、

ナツオに対しては「よくきたね。かわいいね。おいで。」

とよくしゃべる。

つくづく母性本能に驚かされる。

車いすでずっと頬杖をつく癖があるため、

右手はグーの手で固まったままの母。

食事も左手でやっているし、

右手をひらこうとするとものすごく痛がる。

こんなときは・・・。

と思ってナツオを抱えて小さな手でちょんちょんと右手に触れると、

開かないはずの右手をちょっとだけ開いて握手してくるから不思議。

あれだけ痛がっていたのに。

完全なパーとまではいかないけれど、

自分の意思でちゃんと開いている。

そして、大泣きのナツオを無理やり母のひざに乗せると、

しっかりと開いて落とさないように強く抱き抱えてくれる。

どこにそんな力があるんだろう。

「泣かないで。」

なんてちゃんと声までかけてくれているし。

連れていけば連れて行くほど、

見えない力が見えてくる。

もっともっともっと限界まで引き出させるためにも、

ナツオ様には末永くお付き合いいただかないと。